トミオカホワイト美術館、素晴らしいです!
新潟県南魚沼市のトミオカホワイト美術館に行ってきました!
数年前に初めて訪問し、その素晴らしさに感動。
先日、久しぶりに訪れることができました。
現在催されている企画展は、「富岡惣一郎 没後30年 白の世界-雪国巡礼」です。
白と黒、または紺色の絵具で描かれる絵はシンプルで力強く、雪の美しさやはかなさ、作者の故郷であるこの雪国に対する想いいれなどを感じます。
<公式HPより>
南魚沼市トミオカホワイト美術館 Minamiuonuma City Tomioka White Art Museum
当館は、新潟県高田市(現上越市)生まれの富岡惣一郎(1922~94)の油彩画「白の世界シリーズ」や墨絵、リトグラフなど約570点を収蔵、常時約40点展示しております。
富岡惣一郎は、自ら開発した黄変、亀裂、剥落しない白油絵の具「トミオカホワイト」と、刀鍛冶に特注した長大ペインティングナイフで一貫して国内外の雪国を取材。
死の前年まで大作を描き続けました。
油絵とは思えない平滑、清澄、魅力的な輝きを秘めた独特の白と黒の絵に、殊にアメリカ人は「東洋の白」あるいは「俳句そのもの」などと共感し、「トミオカホワイト」と呼んで親しみました。
「雪国に生まれた作品は雪国に還す」という画家の願いと地元の協力をえて、1990年11月に八海山麓のこの地に開館しました。
展示室は、収蔵作品の大半が60号~150号という大作であるため、壁面高を5メートル、天井を8メートルとり、展示作品全体を把握できるように床面50m×10mのシンプルな、大空間一室構造に設計されています。
約570点もの作品を保管されており、年に3回作品の入替をされています。
次回の展示品入替は7月とのこと。( 展示替え期間: 2024年7月18日(木)~19日(金))
ぜひまた訪れて富岡惣一郎の作品をじっくり堪能したいと思います!
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